老後は3000万円あれば大丈夫だと思ってた
先日60代の方とお金の話をする機会がありました。
その方は定年まで勤め上げた方で年金もそこそこ、貯蓄もそれなりにされていたようですが、ちょっと目論見が外れたそうです。
おっしゃるに「3000万円あれば悠々自適な老後が過ごせると思ってたわ。」とのこと。
老後のマネープランを考える上で、現役の頃はまだ預金金利も高く、5%ほどの金利を想定していたそう。
例えば3000万円の預金があれば年間150万円の利息があり、税引後でも手取りで120万円くらい入ってくる計算になります。
年間120万円であれば、月10万円。
公的年金にプラスで10万円自由に使えるお金があれば余裕だろうと。
ただ実際は、現在はマイナス金利の影響もあり預金金利は0.001%くらい。
3000万円預けて受け取れる利息はなんと300円!税引後で240円くらい。
毎年120万円入ってくると予定していたものが240円ぽっちしか入ってきません。
予定と全然違う!!!
また、利息がないとなると、預金の取り崩し生活になります。
仮に毎月10万円使ったら、3000万円の貯蓄が25年で無くなってしまいます。。
60歳だと85歳で無一文になっちゃう(°_°)
預金通帳からだんだん残高が減っていくのは精神衛生上も良くないだろうし、節約しながら過ごすことになるだろうな。
実際その方がいくら貯めたのかは伺っていませんが、「若いうちにしっかり貯めておいた方がいいよ。」とアドバイスをもらいました。
私も将来のお金をしっかり貯めたいと思って、会社の確定拠出年金やつみたてNISAを使って資産形成をしています。
あと個人年金も控除が使える分くらいで入ってます。
ただ将来のために備えて計画して貯蓄に励んでいても、想定していた前提が崩れたりすると計画通りにはいかないと思うので
いろんなパターンを考えながらフレキシブルに対応していかなきゃな〜と感じました。
そして私が心配するのは違うかもしれませんが、世の中には全くお金に関心なかったり、運用は危険って思ってる人がいるので(私の妹や友人をイメージしてます)
そういう人たちにつみたて投資を伝えたいなぁ。
そもそも彼女たちらお金に関心がないからお金の話にもなりません。
私はもっとお金の話がしたいです‼︎